トランクルーム建築による税効果

「借金すれば、相続税対策になる!」この様に思っている方はいませんか?本当にそうでしょうか?
今回は相続税の節税とトランクルーム建築による税効果についてご案内します。

相続税の計算

財産 - 借入金 = 課税価格

この課税価格に基礎控除を引いて、相続税が課税されます。
相続税節税は相続税評価額によって決まります。

例えば、あなたは今、3億円の財産を所有しています。
相続税対策を行うにあたり、どちらが有効でしょうか?

  1. 3億円の借金で投資信託を買う。
  2. 3億円の借金で不動産を買う。

節税のポイントは相続税評価額

財産は時価が同じでも資産によって相続税は異なります。

評価額は、
現金および預貯金 > 土地付き一戸建て > 中高層マンション の順に価値が下がっていきます。現金・預貯金が最も評価額が高くなります。

トランクルーム建築が相続税対策に効果的な理由

相続税上、アパート・マンションとトランクルームは同様の効果が得られます。つまり、評価額が低いため、節税の効果が高いです。
建築費用もアパート・マンションより低コストなので投資のハードルが低くなります。
現金でトランクルームを建築しても、借入金で建築しても、相続税に与える影響は同じとなります。

9,720万円のトランクルームを建築した場合の評価額

相続税の改正

平成27年に相続税が改正されました。こちらでは相続税改正のポイントについてご案内します。

改正前の基礎控除額は、「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」とされていましたが、これが、「3,000万円+600万円×法定相続人の数」に縮小されました。
例えば、法定相続人が3人いる場合、従来は8,000万円だったものが、4,800万円に減額されることになります。

基礎控除の金額が上記のとおり40%減額されます。
これにより基礎控除が大きく減額されるため、相続税の申告が必要となる人の割合が平成27年以降高くなりました。

相続税対策を考えている人は、その仕組みをしっかりと理解した上で賢く投資しましょう。

税理士法人
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花島 宣勝先生