トランクルーム建築の特徴

トランクルームには建築工法やユニークな設備があるものなど、その魅力はさまざまです。今回は、トランクルームの建築と設備についてご紹介します。

トランクルームの建築条件

建物を建築する場合、土地の用途を明確にして混在させないための法律である「用途地域」の確認が必要です。トランクルームの場合は、用途地域が二種中高層以上、面積が40坪以上であれば建築できます。この条件にかなっていれば、駅から遠い、狭い、変形していてアパートなどの建築に向かない、などの土地にも建築が可能です。

2×4工法と鉄骨工法の違いとは?

2×4工法(木造)の特徴

  • 2インチ×4インチの規格材を用いる工法で、面で支えるため地震や台風に強い。
  • 規格材を使用することで、短工期、安定した品質、安い工費が可能。
  • 減価償却期間は22年。
  • 解体が簡易で次の活用が検討しやすい。

鉄骨工法の特徴

  • 工業製品を使用する工法で、精度や品質が安定している。
  • 変形した敷地や大空間などに対応できて、プランの自由度が高い。
  • 減価償却期間は34年。

利用者のことを考えた設備

近年、コンテナルームの設備は、より利用者の使いやすさを考えて建てられるようになっています。専用駐車場、エントランスの防犯設備、監視カメラ、手洗い場、室内BGM、エレベーターなど、利便性やデザイン性に富んだトランクルーム専用物件を目指しています。

女性目線のトランクルームも続々登場

近年増えている女性利用者のニーズに応えるべく、アロマの香りがする室内環境、クラシック音楽のBGM、作業後に身支度が整えられる洗い場など、女性に嬉しい設備が取り入れた物件も多くなっています。
外観も、女性が一人でも利用しやすいように明るさや清潔感が考慮されています。

今後もニーズの多様化に適応する、使いたくなるトランクルームが増えていくことが予想されています。

夢工房建築設計事務所 一級建築士
白澤宣夫先生